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2018年11月09日

職員による長年の努力が...。(秋の猿まわし&花こま公演)

こちらの老人施設では、近くにある小学校の2年生と、保育園のお友達を招待して、毎年開催されます。10年も続けて来ますと、演芸場という雰囲気がいつも出来上がっています。施設利用者の皆様に加え、子ども達がこの会場にやって来ますと、とてもいい相乗効果が表れます。子ども達は、舞台上のちょっとした言動や仕草に絶えず反応して、何やかんやと思い思いの感じた事を大声で直ぐにおしゃべりし出します。それが会場中を飛び交うもんですから、自然とお爺ちゃんお婆ちゃんの耳に入ります。すると、皆さんの顔がどんどんほころんでいくのが良く分かります。核家族が多くなり、一緒に芸能を見る機会など無くなってしまった今、本当に貴重な体験をしている様に思いました。
演目:水口囃子、寿獅子、南京玉すだれ、猿まわし、そーらん節



  


Posted by シティーライフ花こま at 22:36Comments(0)伝統芸能

2018年11月08日

流れの中で「身を律する」(秋の猿まわし&花こま公演)

「園児に、芸能と触れさせる」、そんな明確な目的で毎年お迎え下さいます。芸能を見る姿勢、園外からやって来た人とのコミュニケーションが取れるようにする、感じた事が表現できる、園児には決して強要せず、自然な流れの中でそういった能力を身に付けさせてあげたいという思いが、随所に溢れています。それは私達も、同じ事です。一回一回訪れる公演先の皆様との関係性が、深められるかが大切な点です。ましてやお猿の「鉄平君」、「いっぺい君」の後を継いで、お客さんの前に出る恥ずかしさと、人前で芸をするストレスと、毎回闘いの連続です。「公演」は楽しみでもあり、「闘い」という一面もあるのです。
演目:水口囃子、猿まわし、寿獅子



  


Posted by シティーライフ花こま at 20:57Comments(0)伝統芸能

2018年11月07日

夕方公演を企画する(秋の猿まわし&花こま公演)

通常、保育園といえば、午前中の公演がほとんどです。ところがこちらの保育園、お母さんやお父さんのお迎えの時間に合わせて、私たちの公演を見て下さいました。親子で楽しんで欲しいという思いが伝わって来ます。場合によっては、学校帰りの小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんとも一緒になる事もあります。そういう訳で、今日はこちらの卒園生のお姉ちゃんが、先生と一緒に玉すだれに挑戦して下さいました。「芸術鑑賞会」という緊張した公演もありますが、学校帰り、お迎えの時間を利用した気楽な公演も中々おつなものです。「仕事帰りにちょっと芸能を見て帰る!」まだ、そんな時代じゃないのかな?
演目:水口囃子、南京玉すだれ、猿まわし、そーらん節



  


Posted by シティーライフ花こま at 09:56Comments(0)伝統芸能

2018年11月06日

喜ぶ「わが子」が何よりです!(秋の猿まわし&花こま公演)

我が子の喜ぶ姿が見れる幸せはありません!一目そんな姿を見たいとの思いから、子ども達を連れた皆さん方が集って、お誕生日会が開かれました!また、お猿さんが見れるとあって、たくさんの方々が集まれる絶好の機会ともなりました!「玉すだれをやりたい人!」と呼び掛けたところ、日頃から引っ込み思案で大人しいお嬢ちゃんが、お母さんと一緒に舞台へ上がってくれました!「えっ!本当?」先生方もビックリです!年齢を聞くと、何と!4歳でした!私達と一緒になって、お誕生日を祝いし、お集りの皆さまの健康と幸せを願いました!公演後、感想を伺うと「楽しかった!」と嬉しい一言が。芸能は、時には爆発的な力を発揮する事もあるのです。
演目:水口囃子、南京玉すだれ、猿まわし



  


Posted by シティーライフ花こま at 08:49Comments(0)伝統芸能

2018年11月05日

商品はたくさんあるけれど...。(秋の猿まわし&花こま公演)

「私、生まれて初めてなの!」「嬉しかった!」意外とあちらこちらからそんな声が飛び交っていました。こちらの施設に通われている皆さんは、一度はきっとどこかで見た事があるんじゃないかと、勝手に思っていました。東北などへ伺うと、綺麗な衣装を着飾った「鬼剣舞」の練習風景や披露公演の様子が、ネットで盛んにアップされています。それと比べると少々寂しい気持ちも致します。秋祭り真っ盛りのこのシーズン、地域独自の伝統行事は盛んに行われてはいますが、この広い日本にある様々な皆さん方の文化を、もっともっと知っていく事って、とっても大切なんじゃないかとふと思いました。スーパー量販店に行けば、まるで博物館の様に様々な商品が陳列されているこの時代に、まだまだ知らない文化・芸能って山ほどあるのでございます。
演目:秋田大黒舞、猿まわし、寿獅子



  


Posted by シティーライフ花こま at 17:08Comments(0)伝統芸能

2018年11月05日

先人が生み出した芸能が今も子供たちに(秋の猿まわし&花こま公演)

園児達は盛んに「可愛い!、可愛い!」と連呼します!まるで、ぬいぐるみが動いているとでも感じているのでしょうか?綺麗な毛並み、愛らしい顔つき、まるで人間の様な動きの数々。人間がする仕草を、それを真似て演じてみせる「所作芸」の数々。「正座」「涙が出たのでハンカチで目頭に当てる」「赤ちゃんをおんぶする」「赤ちゃんを抱っこする」「赤ちゃんにお乳を与える」「赤ちゃんに手枕して寝かす」「正座でお辞儀」よくもこんな仕草を、昔の人は猿に演じさせようと考え付いたものだと驚かされます。大勢の人前では恥ずかしいのか、少々自信無げな「鉄平君」、ゆっくりでいいからお客さんに慣れていって下さいね。
演目:南京玉すだれ、そーらん節、寿獅子、猿まわし



  


Posted by シティーライフ花こま at 00:11Comments(0)伝統芸能

2018年11月03日

事の顛末とは?(秋の猿まわし&花こま公演)

動物園の象、水族館のイルカなど、芸をする動物を目にする機会が増えました。身近では、家で飼われている犬など、従順で愛らしいその姿に心が奪われます。猿など誰が飼いならそうと考えたのでしょうか、かつては馬の守り神とされていました。ここに登場する「鉄平君」、ある日突然群れからはぐれ、畑仕事をしていた優しいお婆ちゃんの足にしがみついて来たのが、人間との出会いでした。一旦群れからはぐれた猿は、決して元の群れには戻れません。動物園の猿も群れを形成しているので、園では引き取って貰えません。危うく殺処分となりかけたところを、猿遣いの親方に引き取られて、目下芸猿として修行中の身と相成りました。皆様の暖かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
演目:水口囃子、寿獅子、猿まわし、もちつきばやし



  


Posted by シティーライフ花こま at 08:52Comments(0)伝統芸能

2018年11月02日

山々に囲まれた(秋の猿まわし&花こま公演)

オータムフェスタ2018にお邪魔しました。デイサービスや訪問介護、居宅介護支援、介護に関する研修や地域活動を行っている法人が、広くたくさんの皆さんに活動内容を知って貰おうと企画されました。秋晴れの中、日差しが結構きつく、屋外でじっとしているのも大変な位、とてもいい天気に恵まれました。会場の真横には小川が流れ、田園風景が辺り一面に広がる、都市部では体験できない、古民家を利用した趣のある施設でした。施設前にある広場が会場となり、興味津々で集まられた皆さんは、各演目に惜しみない拍手と歓声を送って下さいました。イベントが終わり、帰る道すがら、「良かったよ!」「楽しかった!」と口々に声を掛けて下さる姿がとても印象的でした。
演目:水口囃子、寿獅子、猿まわし



  


Posted by シティーライフ花こま at 22:37Comments(0)伝統芸能

2018年11月01日

慎重に慎重に(秋の猿まわし&花こま公演)

初めて伺う施設なのに、以前から知り合いだった様な、何かそんな気持ちにさせてくれる皆さんでした。とにかく喜んで頂こうと、慎重に慎重に、皆さんの様子を見ながら演奏を進めました。すると、ひとつひとつの作品にある山場、そのきっかっけとなる所に差し掛かると、客席から一気に歓喜が沸き起こり、「お猿さん」や「車人形」になると、まるで波が押し寄せたり、引いたりする様な歓喜が、舞台の私達のもとに伝わって来るまでに盛り上がりました。「良かった!良かった!」と口々にお部屋へ帰られる皆さんを見ていると、本当に良かった!と、その「満足」をお土産に皆さんとお別れ致しました。
演目:水口囃子、寿獅子、南京玉すだれ、猿まわし、車人形



  


Posted by シティーライフ花こま at 21:02Comments(0)伝統芸能